2013年12月6日星期五

「実力ない」遼、プロ初ノーバーディ&OB3発で予選落ち



2010年05月14日19時10分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 平塚 哲二 -8
2 岩田 寛 -5
3 片山 晋呉 -4
キム・キョンテ -4
高山 忠洋 -4
6 藤田 寛之 -3
久保谷 健一 -3
谷口 徹 -3
高山 準平 -3
10 山下 和宏 -2


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3年連続の予選落ちとなった石川(撮影:米山聡明)










日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯 2日目>◇14日◇パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(7,060ヤード・パー70)

 またしてもプロ最強決定戦の壁に跳ね返された。国内男子メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」の2日目。1アンダー17位タイと上位でスタートした石川遼が長崎のファンの前で“78”の大叩きを演じ、80位タイでホールアウト。08年の初出場以来、今大会3年連続の予選落ちとなった。

【関連リンク】「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 攻めの姿勢は失われていなかった。しかし「スイングのスピードとかキレがなかった」語るようにドライバーショットの精度を欠き、ラフから打たざるを得ないセカンドショットはバーディチャンスを演出できない。2番ではファーストパットを大きくオーバーしてボギーを叩くと、3番ではつま先下がりの斜面からのセカンドをOBとしダブルボギー。序盤で2オーバーにスコアを落とすと、中盤10番、11番と連続ボギーを叩き、ついにカットラインが近づく4オーバーまでスコアを落としてしまう。

 そして悪夢は13番ロング。「狙っていくしかない状況で打ち急いでしまった」予選通過を目指す上でバーディ以上が欲しいこのホール、そのカットラインを意識する邪念がスイングに乗り移った。セカンドで果敢に2オンを狙うも、ボールはグリーン手前の林に消えOB。はやる気持ちで続けて打った4打目も同じ軌道を描き林へ。痛恨の連続OB。6打目でグリーンをとらえるもこのホールトリプルボギーとし、カットラインどころか予選通過絶望ラインまで転落してしまう。

 「自分のゴルフを最後までさせてもらえなかった」その後も不安定なショットでチャンスを作ることすら出来ずにホールだけが消化され、終わってみればトータル7オーバー。ノーバーディ・3ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーと散々な内容で今年もメジャータイトルの前に完敗。「実力差がでるコースで良いプレーが出来ればまた自信になると思いましたが、まだ実力がありませんでした」ノーバーディはプロ転向後初めて。バーディを獲ることに人一倍こだわりを持つ石川にとっては悔しいラウンドとなった。

 それでも石川はすでに前を見据えている。予選落ちを決定付けた13番。石川の頭にあったのは尊敬するアンソニー・キム(米国)らのスーパーショットだった。「アンソニー・キムとかミケルソン、マキロイ…そういう皆さんのようなショットを打ちたいと思っていました」思い描く高い理想を目指すからこそ、崖方向に切ってあるピンへ体を向けスプーンを握った。結果は2連続OBと現時点ではそのレベルに達していないことを突きつけられた。だが今はそれでも良い。この日の3つのOBを必ず進化の糧としてみせる。

【2日目の順位】
1位:平塚哲二(-8)
2位:岩田寛(-5)
3位T:片山晋呉(-4)
3位T:金庚泰(キム・キョンテー)(-4)
3位T:高山忠洋(-4)
6位T:藤田寛之(-3)
6位T:久保谷健一(-3)
6位T:谷口徹(-3)
6位T:高山準平(-3)
10位T:山下和宏(-2)他2名
13位T:池田勇太(-1)他4名

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